3月以降の講座内容をどうするか、生徒さんと相談をしました。
いや、実に愉快なお話が聞けました。
ご自分は「カメラが嫌い」、「写すのも写されるのも嫌い」なんだけど知りたいから勉強に来ている!
一様に仰るのは「以前に比べて」という言葉です。
以前に比べて、「撮影場所とか考えるようになった」、「上手になった」などなどのお話が聞けました。
カメラ教室というのは、不思議な講座だなと思いました。
最終目的がありません。また、絶対という答えがありません。
あるのは、「以前に比べて」進んでいるかどうかということです。
カメラ教室に来る人の目的は一様ではないのだから、
・技術一辺倒の内容でもいけません。
・パソコンに偏重した内容を、皆が求めているのでもありません。
・だからといって、何か上手になった実感できないのもダメです。
今日の話し合いの結論です。
・月に1回は、極めつけ写真を印刷しましょう。(それを増やして、作品展ができればと思います。)
・U-Tubeは、勉強してみましょう。(それ以外の写真公開ソフトには、あまり興味はない。)
・カメラの技術、理論もたまには学びましょう。(それの連続は、余り望まれていない。)
・気候が良くなるので、月に1度撮影会に行きましょう(月曜定例でない、日曜日に。)(食事付きでもいいという、積極的な話もでました。)
カメラ教室の楽しさ、充実感とは、「以前に比べて」進んでいるかどうかという 心の持ち方 なのかなと、思いました。これから意外に楽しくなるのではという予感の話し合いでした。
(0218-2013)